おもしろラボとは?

おもしろラボは、工学部C1棟1階ある、所属や年齢を超えた多様な人々の共創ためのコミュニティースペースです。

 おもしろラボの特徴は三つあります。まずは「学生が活動を『発信』する場」であることです。学内は、多様な研究や活動を行う学生で溢れています。けれども専攻やサークルが違うと、お互いのことはほとんど知らないままに学生生活が過ぎていく。とても残念なことです。研究や学生活動の活発なアピールは、今日の大学に求められる姿でもあります。そこで、学生が自身の研究や活動を学内外の人に向けて発信する場を用意することにしました。

 次に、「学生が『発進』する場」であることです。学生数は多い広島大学ですが、今のところは自らの活動を発信するような積極的な学生は少数派かも知れません。ただ、身近なところで活躍する学生の姿を目にすることで、受け身になりがちに大学生活を過ごしている学生達にも、勉強や研究、課外活動などにおいて積極的に歩み出す(=発進する)きっかけにしてほしいと願っています。

 前の二つの特徴を実現するために、おもしろラボは「学生と教員からなる企画・運営委員会が場の管理や企画運営等にあたる」という面でも、学内では珍しい場です。より使いやすく、学生から求められる場とするためには、自主管理という形態が必要だと考えて「おもしろラボ企画・運営委員会」を設置し、おもしろラボのあり方を模索してきています。

 

KATO OMOSHIRO LAB について

 おもしろラボは、2020年度より株式会社 加藤組(広島県三次市)が命名権(ネーミングライツ)を取得され、”KATO OMOSHIRO LAB”という名称になりました。それ以降、加藤組から、おもしろラボでのイベントの開催や、環境整備への助言・支援をいただいています。